2025年夏〜2025年秋 小学校5年生(10歳)
準2級を受けたあと、英検は1回分お休みした。
そして2級。
試験日は2025年10月。
夏休みから本格的に対策を始めた。
夏休みまで一体何をしていたのか、あまり覚えていない。読む練習(ORT)は、毎日やっていた。アニメももちろん見ていた。
早々に実感する「英検2級の壁」
夏休みから、いつもの対策書を始めた。
ところが。
今まで筆記の選択問題で
「詰まる」ことは、ほとんどなかった。
それが2級になると、
「わからない」
「たぶんこれ…?」
が一気に増える。当然、正答率は下がる。
直感で答えるには、英語を読む量と、練習として読む文章のレベルが足りていない(やさしすぎる)、そんな感じがした。
トピックが小学生の世界ではない
出題される内容は、
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社会問題
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ビジネス
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環境
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国際情勢など。
小学生が日常で触れない世界ばかりになっている。
10歳の主戦場は、「マイクラ」と「あつもり」だ。
国際情勢はあまりにも遠い。
英語以前に、
「話題そのものが想像しづらい」。
今までとは質の違う壁だ。
最大の難関、ライティング
トピックは難しい。
語数は多い。
論理的に文章を組み立てる必要がある。
正直、日本語でも難しい。
対策書を開いて、考え方や書き方の模範解答を読んで「さあ、書いてみろ」と言って書けるわけがない。もう、何から手を付けて良いのやら。そんな状態だ。
子どものやる気は、ガクンと落ちた。
10歳の子供に、フレックス出勤についてどう思うか問うたところで、「そんなの、わかんないよ」と不貞腐れる。
いや、ごもっともなのだ。
採用した作戦:写経
選んだ方法は、写経だった。
もはや英検なのか修行なのか分からない。
ライティング問題集を一冊用意し、
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毎日1問
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問題文を読んで、自分の意見(賛成、反対のみ)を決め、
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模範解答をノートに写す
「考えて書く」ではなく、
「型と長さを身体に覚えさせる」作戦である。
意外と続いた
子供は「面倒くさい」と言いながらも、
写すだけなので完遂できた。
そして自然と、
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文章の長さ
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段落構成
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よく使う言い回し
を体で覚えていった。
写経に使用した本は、英検®2級ライティング超対策 15回模試。
トピックについて賛成・反対の理由が整理され箇条書きされているので、書き始める前に理由を考え、まず自分の立場を明確にするという、思考整理の練習にもなった。
2冊目からは自力で書く
次の問題集からは、実際に自分で書かせる。
トピックが難しくても、
「だいたいこんなこと言えば良さそう」
という感覚が掴めてきたようだった。
「同じ主張を繰り返しているだけだな」と感じることも多かったが
“書けない”から“とりあえず書ける”へ。
これは大きな進歩だった。
二冊目のライティング問題集は、英検2級ライティング大特訓。
中身は悪くなかったが、あまり印象には残っていない。
添削はAIに丸投げ
2級ともなると、
親の私が添削できる領域はとっくに超えている。
準2級の時ですら「たぶん合ってそう」くらいの判断しかできなかったのだ。
それで合格した子供は本当に優秀すぎるなと、しみじみ思う。
しかし2級は、そんないい加減な添削では、到底突破できそうもない。
そこで、
問題文と、子供が書いた英文を撮影
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GPTに添削を依頼
完全にAI頼り。
子どもの字が汚くて正確に読んでもらえない箇所も毎回あったが、
それでも十分に機能した(と思っている)。
私は、AIは万能ではないと思っている。世間で騒がれているよりも、だいぶポンコツだとも思っている。
でも、英語は私よりできる。それだけは間違いない。
プロンプトはだいたいこんな感じ。
「英検2級の[意見論述/要約]の、ライティング演習問題です。添削してください。語数も数えてください。」
語数を教えてくれるのが、地味に有難かった。
副次効果
ライティングの写経で
難しいトピックに耐性がついてきたのか、
リーディング問題も解答できるようになってきた。
リーディング問題、特に長文に関して言えば、子供は「読めない」ではなく「話題が小難しすぎて、読む気にならない」が大きかったのではないかと思う。
英検準2級までは順調だった。しかし2級の対策を始め、明らかに「2級は別物」だと実感した。
先の記事で「名前がおまけっぽい」とスルーした英検準2プラス、増設された理由が分かった気がした。
“準”が取れるだけで、こんなに世界が変わるとは思わなかった。



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