本の感想 『小学生が90日で英検2級に合格する!』

2026年2月21日土曜日

英検 取組計画 対策書 読書

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英検2級対策をしていた頃、

何か参考になることがあればと思って購入した一冊。

『小学生が90日で英検2級に合格する!』(新流舎株式会社)
孫 辰洋 (著)

我が家は丁度、英検2級のライティング対策中だった。
そして、
問題集の模範解答を一冊写経するという、修行のような取り組み
を、
なんとか楽にしたかったのだ。

この本はタイトルだけ見ると、
「ゼロスタートの小学生が90日で2級合格」
を想像してしまう。

が、中身は違う。


想定読者は「ゼロスタートの小学生」ではない

本の対象は、

  • 準2級取得者

  • もしくは3級合格で英検バンドが準2級に余裕で届いている層

  • 上記と同程度の英語力がある

いわゆる
「もうかなり出来ている子」向け

正直、ちょっと安心した。

本当に
ゼロスタートから90日で2級に合格できる魔法のメソッドが登場したら、
それは英語界隈にとって大事件である。

もしそんな本だったら、
「今まで自分がやってきたことは何だったのか」
と、ちょっと立ち直れないくらい落ち込んでいたと思う。

そして、英検2級対策を網羅する本でもない。
スポットライトが一点にギュッと当たっている感じだ。

小学生にとってネックになりやすい、ライティングに重点を置き、どうアプローチしていくか。その具体的な提案が主な内容だ。



小学生の英検2級ライティング対策として良かった点

小学生にとって最大の壁になりやすい
ライティング問題について、

  • どう考えるか

  • どう練習するか

が、比較的具体的に書かれている。

「小学生が書く」という前提で整理されている点は、参考になった。

身近な例に引き寄せて考える視点が紹介されており、実際に子供が書いた文章も載っている。

これは確かに有効だと思う。

ただ、そもそもテーマ自体をぼんやりでも知らなければ、引き寄せようがない

結局、ある程度の社会知識は必要になる。

そして、我が家がこの本に書かれている通りのアプローチでライティング対策を進められたかというと、そうではない。

伴走者がポンコツすぎた

難しいテーマを、日常生活に落とし込むという、高度な説明ができない。
いざ、対策書の例題を前にしたとき、「例えばこうやって考えてみたら?」が言えない。
子供と一緒にこの本を読んでみても、反応は「そう言われても、どうすれば良いかわからない」である。そりゃそうだ。私もわからない。

そこで、結局、泥臭く写経を続けるしかなかった。
最終的に頼れるのは、気合と筆圧だった。


ライティング以外の内容(リスニング・合格事例など)

  • リスニング対策

  • 小学生が上位級に合格した事例紹介

このあたりは、
「ふむふむ」と読む感じ。

一方で、

  • 海外ホームステイの勧め

  • 留学前提の話

など、
富豪向け情報もそれなりに含まれている。

我が家とは住む世界が違う。



小学生の英検2級対策本としての結論

「この1冊で90日合格!」
というタイプの本ではない。

でも、
2級に挑む段階での“考え方の補助”
としては、ありではないかと思う。
そして本に書かれている内容を有効活用できるかどうかは、伴走者の能力次第だ。



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